300年ビジョン

THE VISION

気質、信条、出身、性別、年齢を問わない多様な個人の創意工夫により先端技術を活用できる環境を整備する。これを通じ、商売の創出、文化の振興、宇宙環境の改善を図り、300年の間人類社会に貢献し続ける。

また、共同体を越えた交流、技術の安全利用、資源の持続的利用を推進し、300年後の人類社会の生存に寄与する責務を負う。

ざっくり解説

  1. そもそもなぜ300年なのか 私たち自身がなぜビジネスをやるのかを考えたときに、結局は全ての個人が楽しく生きれる世界を実現したいからだという話になり、そうなると最低でも300年くらい時間が必要なんじゃないかと考えるに至りました。また、300年続くような普遍的な課題にアプローチすれば、自ずと100年くらい人に役立つものを作れるんじゃないかと思っています。
  2. 「気質、信条、出身、性別、年齢を問わない多様な個人の創意工夫により」 私たちは、現代社会において社会からハブられがちな人がまだまだいると思っています。それはそれで現実として、彼らの持っている力や個性を生かせる世界が良い世界だと思っています。19世紀以降の人権思考により信条、出身、性別、年齢については(まだまだ全然不十分とは言え)多少理解が進んできた一方で、個人の気質(好みや性格)などによって社会参加が閉ざされる事例はまだまだ残っているのかなと思っています。私たちは一見変なやつだったり、ダメなやつでも活躍できる社会を作りたいのです。
  3. 「先端技術を活用できる環境を整備する。」 これは時代時代の先端技術を個人が活用できるプラットフォームを作りたいという思いの現れです。例えば、現代だったらインターネットの力を個人が活かしやすくなるような場を作りたいと考えています。イメジンもデザインという軸ではあるものの、その一つの形です。環境を整備するというのがポイントで、あくまで我々は個人の力を引き出すためのサポーターとして自分たちを定義したいと思っています。
  4. 「これを通じ、商売の創出、」 私たちは商売こそが個人が力を発揮するための重要なツールだと思っています。商売ができている限り人は社会の中での居場所を失うことはないし、自分の力を活かしている感触を得られるのだと思っています。現代でも多くの絶望は自分が他人から求められていないと思い込むことから来ていると思っています。商売はその感覚を解消することができます。だからこそ、商売ができる機会を作る存在になることは私たちのミッションに直結する大事な要素なのです。
  5. 「文化の振興、」 文化(芸能、文芸、芸術、音楽etc)はなんだかんだ人が楽しく生きる上で重要なもので、個人が自分の力や個性を活かしやすい場であるとも思っています。なので、これも個性が生きる社会を作るという私たちのミッションにとってはすごく大事な要素です。今のイメジンもデザイン取引の効率化という軸を通じて微力ながら文化の振興に寄与すると思っています。
  6. 「宇宙環境の改善を図り、」 ここで言う宇宙とは地球及びその周辺です。300年スパンでの人類の生き方を考えたときに地球を含む宇宙の環境の中でどう生きていくか、活かしていくかは避けては通れない問題だと思っています。
  7. 「300年の間人類社会に貢献し続ける。」 ここでのポイントは私たちは「人々の幸せ」にはコミットしないということです。私たちは個人の幸せは個人によって規定されるべきだと思っており、私たちの会社もあくまで人によっては幸せをもたらすかもしれない一要素として貢献する程度の存在だと思っています。
  8. 二段落目は何なのか これは私たちの考える人類諸活動における制約条件です。放任すると人々の生活に甚大な被害を与えるのではないかと思う事柄について会社としては防ぐための活動をします。
  9. 「また、共同体を越えた交流、」 念頭にあるのは民族や国家間の対立による戦争のリスクです。異なる共同体の人々に対する無理解や攻撃は悲しいし、潜在的に人々が安心して暮らす上で障壁になると思っており、理解を推進するような活動は積極的に取り組んでいきたいと考えています。具体的には社内で留学生を受け入れたり、多国籍化を進めたりしたいと考えています。考えれば今の状態でも色々できるなと思っています。
  10. 「技術の安全利用、」 念頭にあるのは原発とか、核兵器などです。3.11でもあったように、技術はやはりうっかりすると人々に被害をもたらすこともあるというのは忘れられがちながら、確かに起きることだと思っています。これからで言えば、人を殺す機械(AI)の実現が現実味を帯びる中でイメジンとしても、そこの適正な利用を担保できるような仕組みに貢献したいなと考えています。これは足許でどういうことができるのか明確ではありません。ただ、一方で一つ誤解ないように言うと私たちは技術利用自体は積極的にやりたいと考えています。基本的には技術発展は人々がより楽しく生きることを可能にすると考えているので。
  11. 「資源の持続的利用を推進し、」 念頭にあるのは化石燃料や、うなぎとか生物資源です。木材を切りすぎて滅びたと言われているモアイ島の事例にもあるように資源の局所的有限性がその場にいる人にとって破滅的な結果をもたらすことがあると考えています。これもまた、足許でどういうことができるのか明確ではありませんが、300年スパンで考えるとコミットしたい要素だと思っています。
  12. 「300年後の人類社会の生存に寄与する責務を負う。」 300年後に人類が滅びるないし、現状と比べて色々後退している可能性はゼロではないと思っているので、そうならないように会社として貢献できることは貢献していきます。
2018年10月29日
株式会社イメジン 経営陣一同