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2018.12.04

デザイナー紹介

山田 友香子 —Yukako Yamada—

デザイナー を目指したきっかけを教えてください

 

作り手が楽しいと相手にも伝わる。気持ちが見えるようなものを作ることにこそ意味がある。

子供の頃、グリム童話名作絵本のお姫様が大好きで、その絵を描く人になりたくて幼稚園でも家でも絵を書いていました。本当に好きで描き続けていたくて、幼稚園で「風邪で外に出たくない」と嘘 をつき、お外遊びをサボって絵を描いていて、3 日間続けたらバレて怒られたほど(笑) 大学時代は管絃楽サークルに所属し演奏会のチラシを作っていました。ラフを描き、印刷会社に 持っていくとデザイナーさんがレイアウトしてくれるのですが、その作業を見ていて憧れるように。

「Illustratorが使えないと」と言われ、アルバイト代でAdobeのソフトを買い、その方から本を頂き独学で覚えました。当時の作品を人に見せると 「楽しそうに作っていたのが伝わる」と言って頂けて、気持ちが見えるようなものを作ることにこそ意味があると思うようになりました。 就職活動中に足を骨折し最終面接に行けず、最初は証券会社に入社しましたが早くに辞めました。 その後、楽器店で販売の傍らPOPを作っていたら、ある商品が凄く売れて、それがきっかけで本店デザイン部に配属になりました。こうしてデザイナーとなり、広告代理店、プロダクションと働きまし たが、パワハラから体調を崩し退職。自信をなくして悩みながらも実績をまとめ、個人で活動してみようと動き始め、今は派遣と兼業で活動しています。

 

 学生時代に作った原点とも言えるサークルのポスター

 

仕事をしていて どんな時にやりがいや幸せを感じますか

 

烏滸がましい話ですが、人間的なお付き合いが できるかどうかで取引する、しないを考えています。でも結果として好きな人のために働くことになるので、もっと世の中にクライアントの会社や商品を知ってほしい、売れてほしいという気持ちが 凄く強くなるんです。そうすると今ある情報だけでは足りなくていろいろなところから情報収集するので、会社員時代よりも今のほうが勉強する時間が凄く増えました。

知らないことを知ることも楽しくて、人間的なつながりを持てる人と同じ目標に向かっていくことほど幸せなことはないですね。

  百貨店の折込&カタログ

 

仕事を進める上で 意識されていることは何ですか

 

どれだけ相手に伝わるかが大事、そのためにはずっと疑っていたい。 使って欲しい人にどれだけ良さが伝わるかが一番大事だと思っています。なので良い意味で疑うことをずっとしていたいですね。

クライアントが 言っていることだけが本当にその商品の良さなのか、自分が感じた良さも伝えて、ユーザーが知りたい、欲しい情報、ユーザーに使ってもらうためのメッセージは何なのか、使ってもらって、ユーザーの未来がどうなるのが良いのかをお互いに深掘りしていくことが良いデザインにつなげるために大事だと思っています。

 フィギュアの販促案件


埼玉県出身。大学卒業後、三菱証券(当時)を経て楽器 メーカー販促広報部、広告代理店制作部、広告制作プ ロダクションで研鑽を積む。2014年桑沢デザイン研究 所卒業、同年よりフリーランスのデザイナーとして活動を 開始。2015年宇和島パールデザインコンテスト オンザ テーブル部門入選。ブレーン(宣伝会議)、和ごころを伝えるデザイン(パイ・インターナショナル)等掲載。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員。

この記事を書いた人
山口 葵生

イメジンの広報担当です。

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